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中級1コース

中級1コースにようこそ!
インジケーターや重要なチャートパターン、ピボットポイントを適切に使用して取引する方法について学びましょう。

2. 重要なチャートパターン

ヘッドアンドショルダー(三尊天井)と逆ヘッドアンドショルダー(逆三尊)

ヘッドアンドショルダー(三尊天井)

ヘッドアンドショルダーもトレンド反転を示す形状です。
ピーク(ショルダー)、より高いピーク(ヘッド)、さらに低いピーク(ショルダー)によって形成されます。ネックラインは2つの底の最下点を結んで描かれます。上向きと下向きの線がありますが、下向きであれば、より信頼性の高いシグナルとなります。

この例では、ヘッドアンドショルダーを簡単に確認することができます。
ヘッドは2つ目のピークであり、このパターンの中で最も高い位置にあります。2つのショルダーもピークを形成しますが、ヘッドの高さは越えません。

この形状では、ネックラインの下でエントリーしましょう。

また、ヘッドの高点からネックラインまでの距離を測定し、利益確定のターゲットを計算することもできます。この距離は、ネックラインをブレイクした後に価格がどの程度動くのかについて示しています。

価格がネックラインを下回ると、少なくともヘッドとネックラインの幅は下落したことが分かります。
しかし、ターゲットに到達した後も価格は動き続けているため、欲張らずに待つことも大切です。

逆ヘッドアンドショルダー(逆三尊)

名前から分かるようにヘッドアンドショルダーの逆パターンです。
底(ショルダー)が形成され、さらに低い底(ヘッドが続き)、さらに高い底(ショルダー)が形成され、下降トレンドが続いた後に見受けられます。

これはヘッドアンドショルダーと同じパターンですが、上下が反転していることが分かります。

この形状が見受けられたら、ネックライン上で買いエントリーを入れます。利益確定ポイントは、ヘッドアンドショルダーと同様に計算します。ヘッドとネックラインの距離を計算し、それがネックラインをブレイクした後に価格が動く距離となります。

価格は予想した通りネックラインをブレイクした後、上昇したことが分かります。

しかし利益を確定したり、さらなる利益を予想してそのままポジションを保有し続けるにはトレードマネジメントの技術が必要になります。これについてはこのコースの後半に説明します。