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トレンドを構成する5つの波は3つの波のカウンタートレンドによって修正され、反転しました。

この例では、3つの波による修正トレンドを見ることができます。修正波を分かりやすくするため、番号ではなくアルファベットで表されています。

エリオット波動理論は、もちろん弱気相場でも機能します。

さまざまな修正波パターン

修正波パターンは、単純なものから複雑なものまで21種類もあります。
21個を全て覚えるのは難しいと考えるかもしれませんが、エリオット理論の良い点は、21種類のパターンはすべて3つの構成にまとめられていることです。その3つの構成を紹介しましょう。

以下の例は上昇トレンドですが、下降トレンドの場合は反転させるだけです。

ジグザグ

ジグザグはよく見られるパターンの一つであり、優勢なトレンドに逆行する非常に急な価格変動を示します。
波動bが波動aや波動cに比べて短いのが特徴です。
このジグザグパターンは1回の修正で2～3回発生することがあります。

フラット

フラットは横方向の修正波です。基本的に波の長さは等しく、波bは波aの動きを反転させ、波cは波bの動きを元に戻します。

トライアングル

トライアングルは収束または発散するトレンドラインによる修正パターンであり、トレンドに逆行する5つの波で構成されます。これらのトライアングルは左右対称であり、下降や上昇また拡大することがあります。